中学校での陶芸サポートボランティア(その3)


  • まずは、素焼きの窯出しです。

■日時
平成28年2月1日

■場所
一宮町立一宮中学校 在校生12名と先生方3名

■募集団体者
千葉県生涯大学校 外房学園陶芸科 1B 4名(外房学園陶芸クラブ)、講師1名

■内容
施釉当日です。
【レポート:陶芸科講師 吉野】


子どもたちが集まったところで、一通りの施釉の説明と、窯入れの説明を講師が行います。


自がついたグループで自己紹介をし、施釉の具体的な手順を話していきます。


さあ、サポート本番。
「ここを、こんなふうに持ってやると、うまくいきますよ」


子どもたちにどんなふうに教えたら理解しやすいかをシュミレーションしてきたのでその成果を試す時が来ましたね。


コツを学んだ子どもたちは、どんどんと釉掛けを進めています。


美術部の先生も、今回は参加してくださいました。
てきぱきと子どもたちに声かけをしながらの熱心な進め方は、我々にとってとても勉強になります。


指でつまんでいた箇所に筆を使って釉薬を付け足しているところです。
毛先でこすらないようにしていくコツをしっかり覚えてくれています。


先日のシュミレーション通り、1枚の棚板に40個ほどの作品がきっちり並んでいます。
これを5段重ねて窯入れしているところです。
うまく焼きあがることを祈ってこれから蓋を閉めます。
卒業する先輩たちへの気持ちが炎と共に作品ひとつひとつに宿って素敵な贈り物になるといいですね。
そんなお手伝いが我々にできたことは今回とてもよかったと思います。
3月3日の「3年生を送る会」で渡すそうです。
とても楽しみですね。