中学校での陶芸サポートボランティア(その2)
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この日は、乾燥が終わった作品を、素焼きの窯に入れる作業を行いました。
■日時
平成28年1月13日/平成28年1月15日
■場所
一宮町立一宮中学校(在校生7名と学級担任の先生1名)および、生涯大学校外房学園陶芸室
■募集団体者
千葉県生涯大学校 外房学園陶芸科 1B有志(千葉県生涯大学校 外房学園陶芸クラブ)
■内容
生涯大学校陶芸講師(吉野)と、一宮中学校学級担任の西尾先生とでやるつもりでしたが、「せっかくなので生徒を呼んでみます」との一声で、中学生のみんなが手伝ってくれました。
「これが、焼き物の窯なんだ~!」と初めての窯入れ体験にドキドキしながら楽しんでやってくれたようです。
ここでは、今回の陶芸サポートボランティアにあたって、皆さんが試行錯誤をしながら研究をしていた記録の一部を紹介したいと思います。
12月から1月にかけて生涯大学校陶芸教室の傍らでおこなってきました。
【レポート:陶芸科講師 吉野】
テストピースとして作っておいた作品を実際に素焼きし、その施釉方法においてどういったやり方が今回のサポートプロジェクトでは最適なのか、意見を出し合って実際に試してみる方法を取りました。
何通りかの施釉方式をそれぞれ皆が数個ずつ試しています。
裏側のふき取り方も、子どもたちがやる際の説明の仕方とあわせて検討を重ねています。
この写真は、1枚あたりの(窯内の)棚板に最大で何個の作品を並べられるかをシュミレーションしたものです。
結果は25×25の棚板に、約40個並べることができ、最大5枚の棚板を使って約200個の作品が本焼きできる、という結果になりました。
さあ、これで施釉本番の日が待ち遠しくなりました。