野田市内の登録文化財巡り

《観光ボランティアの活動を学ぶ》 
 5月21日(火)、千葉県生涯大学校東葛飾学園では、社会生活コースの2年生が野田市内の小学校や醤油醸造元などの登録文化財を巡りました。
 この授業は、地域の魅力を伝える観光ボランティアになることを目的に行われているもので、講師は『むらさきの里 野田ガイドの会』の皆さん。この日、案内してくださった4人の講師のうち2人が今春、東葛飾学園の地域活動専攻科を卒業されたばかりのOB・OGの方々でした。
 昭和3年と同7年に建てられた伝統ある校舎で児童が現在も学習している中央小学校では、校長先生の案内で校舎内を見学。同校で『むらさきの里 野田ガイドの会』の会長による観光ボランティアの活動について講演を聞きました。午後は、市民会館やキノエネ醤油の社屋、興風会館など歴史ある建造物や神社仏閣、旧家、商店街を歩きながら地域を知り、訪れた方々を案内しながら郷土の魅力を発信していく観光ボランティアの重要性や役割について学びました。

《地域の歴史・文化を学ぶ》
 5月23日(木)には、健康福祉コースの2年生が同じく校外学習として流山市の本町界隈の史跡を巡りました。
 ローカル線の流鉄流山線平和台駅に集合した学生は、流山史跡ガイドの会の皆さんの案内で新選組陣屋跡や「印旛官員共立学舎」として現在の千葉大学文学部の前身となった常与寺、国登録文化財の流山万華鏡ギャラリー&ミュージアムなどを歩きました。
案内をしてくださった流山史跡ガイドの会は、昨年11月3日の文化の日千葉県功労者表彰で「地域観光振興部門」で表彰されたボランティア団体です。同会では、東葛飾学園の学生も活躍しています。