東葛飾学園でこども食堂を開催
5月18日(土)、千葉県生涯大学校東葛飾学園で『こども食堂』が開かれました。
この活動は、平成28年度に当時の「地域活動学部」で地域の課題を学んだ学生たちが組織を立ち上げ、平成29年12月から東葛飾園のクラブ活動として毎月第3土曜日に続けられています。
毎回65食の昼食が、こどもは無料、大人は200円で提供されています。
この日のメニューは、ソースカツどんにポテトサラダ、おすまし、もやしとにんじんの胡麻和え、カルピスかんてんのフルーツのせと見た目もカラフルなランチでした。
子どもたちは、学生や東葛柏福祉会の皆さんと一緒に学校の勉強をしたり、折り紙などを楽しむなど、普段は55歳以上の学生しかいない教室に乳幼児や小学生の声が響きとても賑やかです。
「こども食堂」という名前ですが、お一人暮らしの方々の“孤食”にも対応しようと地域のご高齢者にもご参加いただいています。
東葛飾学園江戸川台校舎がある流山市内には21か所のこども食堂があり、ネットワークを組織しています。春には市内の他のこども食堂との合同開催で、「入学・進級お祝いこども食堂」を行ったり、夏休みには学区内の小学校と連携した学習支援とこども食堂を開催するなどさまざまな工夫を凝らしながら地域に根差した活動を続けています。
この活動は、平成30年2月に千葉県社会福祉協議会の広報紙『福祉ちば』に特集されたのを皮切りに、令和4年8月には朝日新聞に、令和5年8月には毎日新聞に紹介されるなど多くのメディアに取り上げられ、千葉県生涯大学校の学生が運営するこども食堂として注目されています。
次回は6月15日の千葉県民の日に開催される予定です。