台湾から教育視察団が来訪

3月28日(金)、千葉県生涯大学校東葛飾学園に台湾から苗栗県教育関係者視察団が来訪されました。

今回、視察にいらしたのは、小学校長を中心に県庁の社会教育課の職員など16人。千葉県では、学校交流の促進及び観光客の増加を目的とし、各国・地域からの教育旅行を誘致しており、令和6年度には40校以上、延べ1,400人超の学校交流を受け入れました。

また、千葉県教育委員会では、令和6年1月25日に台湾高級中等以下学校国際教育交流連盟(台湾の「高級中等学校」とは日本の高等学校を表します)と教育交流を深めていくことを確認する覚書を締結しました。今回の視察はこうした経緯の中から公益社団法人千葉県観光物産協会を通じて申し入れがあったのもです。

視察団の一行は、2階の大教室で千葉県生涯大学校事務局の事務総長から歓迎のあいさつ、視察団長から参加者の紹介、記念品の贈呈などが行われ、東葛飾学園長から学園についての説明を受けた後、それぞれ自由に質疑応答や意見などを交わしました。今回の視察で苗栗県庁の方々から陶芸についての質問が多かったことから急遽、陶芸室の見学も行いました。

この日は、「千葉ふるさとづくり」コース1年生の授業がありましたが、あいにく校外学習で、学園内には学生は不在でしたが、視察団の方々は、東葛飾学園のホワイエの壁一面に掲示されていた学園祭の写真を見て「学生の明るい笑顔を写真で拝見し、学園運営が円滑にできていることを強く感じました」と感想を語ってくださいました。千葉県生涯大学校は、国際交流についての授業など幅広い内容のカリキュラムがあり、55歳以上の千葉県民の方々の学びの場として親しまれ、今年50周年を迎えます。学園の見学などにつきましてお気軽に近くの学園にお問い合わせください。